川越仙波東照宮は、徳川家康が元和2年に亡くなり、遺骨を久能山から日光へ行く途中に喜多院に4日間寄り供養したことから、寛永10年(1633年)に天海僧正によってこの地に創建されました。
ご祭神は、徳川家康公で、川越仙波東照宮は日光・久能山の東照宮と並び、日本三大東照宮の一つに数えられています。
川越仙波東照宮は寛永15年(1638年)の川越大火で焼失しましたが、徳川3代将軍・徳川家光が川越藩主で老中の「堀田正盛(ほったまさもり)」に再建を命じ、寛永17年(1640年)に完成しました。
神社は随神門・鳥居・入幣殿・唐門・瑞垣・本殿から構成されており、本殿前には川越歴代城主が奉納した石燈籠が並んでいます。
また拝殿には狩野探幽作の「鷹絵額十二面」や、岩佐又兵衛筆で国の重要文化財である「三十六歌仙額」が掛けれれています。
仙波東照宮の見どころ・おすすめスポットは以下の3点です。
入口にある随神門は国の重要文化財に指定されています。
鮮やかな朱色が美しい門です。
仙波東照宮はそれほど広くなく、随神門をくぐり参道を進むとすぐ拝殿・本殿に到着します。
随神門を過ぎると石の明神鳥居が見えてきます。
江戸時代の寛永15年(1638年)の石鳥居で、こちらも国の重要文化財に指定されています。
3月末に参拝に訪れた際には、左側に美しい桜が咲いていました。鳥居をくぐった右側にはお団子屋さんがあります。御朱印はこちらでいただくことができます。
鳥居をくぐり、石段を登っていくと平日の為、門が閉まっていました。
国の重要文化財に指定されている仙波東照宮の建造物のうち、随神門(ずいしんもん)、鳥居 以外の建物は、周りに石造りの柵(石玉垣)があり、普段はその中には入れません。
平日の拝観、見学は柵の隙間からのみになります。内部を参拝したい方は日曜・祭日に来ると、10:00~17:00まで扉が開いているので、本殿・拝殿を間近で見ることができます。
門をくぐり、正面に見えるのが、国の重要文化財の拝殿です。拝殿内には徳川家光が奉納した岩佐又兵衛勝以筆の「三十六歌仙絵額」、弊殿には県指定文化財である岩槻城主阿部対馬守重次が奉納した「12面の鷹絵額」が奉納されています。幣殿は拝殿の裏側にあるので、正面から拝観することはできません。
手前に鎮座する狛犬と手水舎は、江戸城から移設されてきたもので、狛犬は埼玉最古の狛犬といわれています。
手前に見える石燈籠は歴代の川越城主から奉納されたものです。
拝殿の裏側に、幣殿がくっついています。写真右側にある出っ張っている建物が、幣殿です。
拝殿の先には唐門・端垣(みずがき)・本殿があり、全て国の重要文化財です。
元の本殿は川越大火で焼失しましたが、寛永17年(1640年)に再建され現在へとその姿を伝えています。
仙波東照宮から喜多院へ向かう途中に「厳島弁財天」があります。
こちらでは5月下旬から7月上旬頃、蛍を見ることができるそうです。
仙波東照宮の御朱印は、施設の管理をされている川越八幡宮でもいただくことができます。
仙波東照宮の参道横にあるお団子屋さんでも、御朱印をいただくことができます。
川越八幡宮と違う点は、「書置き」のみの授与で、葵紋の入っていないバージョンの御朱印になるようです。御朱印の初穂料は300円です。
わたしは川越八幡宮と仙波東照宮の2種類いただきました。
| 仙波東照宮(せんばとうしょうぐう) | |
|---|---|
| 住所 | 埼玉県川越市小仙波町1−21−1 |
| 電話 | 049−222−5556 |
| 休日 | 平日・土曜は門が閉じられている為、参拝不可。 日曜祭日は門が開放されているので、参拝可能。 |
| 拝観料 | 無料 |
| 参拝時間 | 日曜・祭日のみ 10:00〜17:00 |
| 駐車場 | 喜多院に有料駐車場有 |
| アクセス | 「川越駅」から1.7km。徒歩約20分。 「本川越駅」から900m。徒歩約9分。 |

